自分で予算を考える場合は、手持ちの資金をすべて使ってしまわないように心がけましょう。

なぜなら、たとえば裁判は数回数か月で終わるものはそれほどなく、比較的期間がかかるものです。その間に様々な経費がかかる場合があります。こうした経費を支払えないのでは、意味がありませんし、裁判に出席したり、打ち合わせをする時の多くは平日の日中が多いですから、会社を休まなければならない場合もあります。

また、相手資産の差し押さえなどを事前に行っていく仮差押えの場合の保証金など大きなお金が必要なケースもあります。仮差押えは確実な回収を目指す場合は非常に有効な一手ですが、結構な保証金が必要になることが多いです。しかし、めちゃくちゃな乱訴などをしていなければ、いずれは戻ってくるお金ですので、必要な場合は少し無理してでも用意する方が無難です。

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