「質問だけ答えてください。」と言われた。
弁護士さんに、きちんと事情を説明していないのに、「私の質問に答えてください!!」という方がいるようです。
これでは、どんな相手でも答えようはないはずです。時系列で一つ一つの客観的な事実を伝え、詳細を打ち合わせた上で、質問に答えてもらうようにしましょう。
逆に弁護士さんから「質問にだけ答えて!」と言われた。
関係のない話や主観的な話を中心にしていないでしょうか。主観的な話は、あなたの友人や臨床心理士などはよく聞いてくれるでしょうが、問題を客観的に捉えなければならない弁護士さんは、事実を正確に捉えたいと考えるはずです。それは、客観的事実であって、主観的見解は付加要素でしかありません。
もちろん、弁護士さんはあなたの気持ちもちゃんと理解してくれます。しかし、それと同じくらい、冷静に事実を把握したいと考えているのです。もしも、あなたが弁護士さんに「質問にだけ答えて!!」とお願いされたら、自分の気持ちをちょっとだけ抑えて、自分が感じたことではなく、その時・その場で起きた事実だけを正確に伝えていく努力をしましょう。それだけでも、ひとつ前進した解決へ近付くはずです。
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