探偵の選び方
探偵社はどこも同じ調査力ではないという常識
探偵業界には、一定の基準はありません。例えば、探偵の教育課程でも探偵学校によって千差万別です。
大手探偵社の看板を掲げていても、内実はFC制度を利用した個人事業主であるといった事は普通なのです。
ですから、探偵社の実力をHPや会社の規模だけで判断する事は非常に難しいと考えられますが、いくつかのポイントを押さえることで、その探偵社の保有する調査力を判断する事も可能です。
また、「どこも同じように見えるから、1円でも安い方がいいだろう」と安易に考えたり、「地元の方が土地勘があるだろうし・・・」と考えるのは非常に危険な考え方です。
なぜなら、どの探偵社も個別に実力が異なり、料金帯や契約内容も違う上に、悪質な業者である可能性やロクな調査が出来ない探偵社かもしれないのです。もしも、探偵の調査が発覚した場合、どうなってしまうでしょう？
また、地元に事務所があっても、例えば電話のみしか設置されていなかったり、実動する調査スタッフが地元の出身ではなかった場合、期待する土地勘は得られません。
探偵社の実力を見分けるポイント
探偵社のほとんどは、自社で探偵学校を運営しています。
この探偵学校のカリキュラムや受講内容が、その探偵社の教育体制と調査ノウハウをはかる１つのポイントとなるのです。
例えば、20時間ほどの簡単な講習で卒業できる探偵学校の卒業者に依頼するか、およそ500時間の講習を受けなければ卒業できない探偵学校の卒業者に依頼するかという選択の場合、同料金だったら、ほとんどの依頼者さんは後者の長期専門教育を受けた探偵に依頼をするはずです。
T.I.U.総合探偵社の探偵学校「T.I.U.探偵養成学校」
T.I.U.探偵養成学校は、標準学習期間を1年間494時間という探偵学校業界最大のカリキュラム数を誇る長期探偵調査専門学校です。
探偵学校業界平均受講期間の2ヶ月42時間のおよそ12倍の受講数で探偵としての基礎技術を徹底的に学びます。
さらに、T.I.U.総合探偵社には、内部審査・外部審査による調査員ランク制の採用で、完全なる実力主義が採用されていますから、実績実力のある調査スタッフのみが調査を行うのです。
探偵の選び方
T.I.U.総合探偵社では、探偵の選び方をＰＤＦにまとめ、はじめて探偵社を利用する方や現在ご利用の方により良いご依頼をして頂けるように無償で配布します。
トラブルを理解している探偵を選ぶ重要性
調査と法律の接触
T.I.U.総合探偵社の調査責任者以上のスタッフの愛読書は「六法」です。これは、調査と法律が非常に強い関わりがあり、一定以上の法理解をしていないとご依頼者様に無駄な調査をさせてしまう恐れがあるからなのです。もちろん、それだけではなく、問題解決力や調査のポイント、違法調査の根絶などに法律は身につけなければならない知識でもあります。
例えば、別居中の夫婦の浮気調査
「婚姻関係が破綻していると認められる場合は、たとえ戸籍上夫婦であっても、不貞関係は認められない。」これは、判例です。つまり、長期の別居により婚姻関係が破綻していると考えられる場合は、配偶者の一方が浮気をしていても不貞行為とはみなさないということです。つまり、こうした状況が確認できる場合、浮気調査を行ってその立証をしたとしても、一銭も慰謝料の対象とはならないのです。
T.I.U.総合探偵社におけるご相談で、こうしたケースの場合は調査を勧める事はありません。浮気調査よりむしろ、それまでの婚姻費用や養育費、財産分与に関する調査や親権確保のための対策など、いかに有利に離婚し安定した生活を手に入れるかなどをご依頼者様と一緒に考えます。
しかし、残念ながら多くの他社探偵社は、浮気調査を勧め、長期間の調査を行ってしまうようです。判例が示すとおり、この証拠は裁判などで利用したとしても、何ら効果を持ち得ません。調査料金だけが無駄になってしまうのです。
無駄な調査とは何か？
無駄な調査とは、例えば2名で十分な調査を6名で調査するとか、使用用途がわからない金銭が請求されるなど、様々ですが、事前に効果がないことがわかっている調査も無駄な調査です。例えば、前述の調査は無駄な調査の1つといえるでしょう。知識不足であれ、悪意で金銭目的であれ、事前に無駄だとわかる調査を専門家である探偵が勧めてしまう事には大きな問題があると言えます。
トラブルを理解している探偵とは
トラブルを理解している探偵とは、調査に関連した知識や技能を日々の努力によって身につけ、それをご依頼者様のために最大限利用する探偵と言えるでしょう。もちろん、多くの経験も必要です。
T.I.U.総合探偵社では、顧問弁護士からの指導を含め、自社における勉強会で様々な知識や技能を調査スタッフ間で共有して、あらゆるトラブルを研究すると共に、依頼となった際の対応策や調査方法を検討しています。日々のこうした努力が、先行的な「いじめ調査」や「詐欺に関する調査」に反映され、業界のパイオニアとして新たに発生するトラブルに探偵の最大の武器である調査力を活かしているのです。
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